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『丘の上のハンス』　新美 南吉 原作「丘の銅像」より

美しい村を見下ろす丘にずっと昔から立っている誰だかわからない銅像のお話。村に住む名高い詩人が亡くなり、村人たちは彼をいつまでも忘れぬよう丘の上に立派な銅像を立てた。しかし時が流れ、詩人のことを知る者は誰もいなくなった。その頃、村では悪い伝染病が流行り多くの死者が出た。そんな村を救ったのは一人の医者だった。彼は多くの命を救ったが自身は病に倒れてしまった。村人たちは彼をいつまでも忘れぬよう立派な銅像を立てようとした。しかし費用が足りなかったので、丘の上の誰だかわからない銅像を作り変えた。やがて時は流れ…

［新美 南吉 にいみ なんきち］
1913(大2)年- 1943(昭18)年 愛知県生まれ。雑誌・赤い鳥出身の児童文学者。代表作は『ごん狐』『おじいさんのランプ』など。結核により29歳の若さで死去。巧みな物語性や豊かな空想性、土俗的なユーモアをもった作風で、童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残している。地方で教師を務め若くして亡くなった童話作家という共通点から、宮沢賢治と比較され語られることも多い。

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『フルート・チェロ・ピアノのトリオアンサンブル/Nordic』北欧諸国の民謡・歌曲より

Ellin Polka/エリンポルカ　フィンランド民謡
Ievan Polka/イエヴァンポルカ　フィンランド民謡
Kajalan Kunnailla/カレリアの丘にて　フィンランド民謡
Om Kvelden/夜　ノルウェー民謡
När som jag var på mitt adertonde år/十八歳の頃　スウェーデン民謡
I skovens dybe stille ro/森の深い静けさ　デンマーク民謡