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『おぢいさんのランプ』　新美 南吉 原作「おじいさんのランプ」より

文明開化に賑わう明治末期。ランプに魅せられた少年の葛藤と成長を描いた物語。蔵の中で古ぼけたランプを見つけた東一君。そのランプにまつわる秘密をおじいさんから聞かされる。おじいさんがまだ東一君と同じくらいの年の頃、村に巳之助という少年がいた。初めてランプという物を知り、その明るさに感激した巳之助は、やがてランプ屋となり身を立てる。しかし、村に電気を引くという話が持ち上がり、事態は急変。ランプに人生を掛けていた巳之助は断固反対するも、願いは届かず。追い詰められた巳之助は、ついに……

［新美 南吉 にいみ なんきち］
1913(大2)年- 1943(昭18)年 愛知県生まれ。雑誌・赤い鳥出身の児童文学者。代表作は『ごん狐』『おじいさんのランプ』など。結核により29歳の若さで死去。巧みな物語性や豊かな空想性、土俗的なユーモアをもった作風で、童話の他に童謡、詩、短歌、俳句や戯曲も残している。地方で教師を務め若くして亡くなった童話作家という共通点から、宮沢賢治と比較され語られることも多い。

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『フルート・チェロ・ピアノのトリオアンサンブル/Japanese』日本の童謡・唱歌・歌曲等より

龍　　貴志 康一 作曲
夕焼小焼　　草川 信 作曲
からたちの花　　山田 耕筰 作曲
竹取物語　　貴志 康一 作曲
故郷　　岡野 貞一 作曲
赤とんぼ　　山田 耕筰 作曲
水夫の歌　　貴志 康一 作曲
朧月夜　　岡野 貞一 作曲
夜の歌/夜曲　　山田 耕筰 作曲