ブンガク

『銀の笛と金の毛皮』　豊島 与志雄 原作「銀の笛と金の毛皮」より

心清らかな羊飼いの少年とお金に纏わるメルヘン童話。羊飼いの少年エキモスは、野原で銀色に光る葦を見つけ、笛をこしらえました。その笛を吹くと、鳥獣たちが集まり、獅子や狼までもが聞き入ります。その中に金色の鹿がおりました。エキモスはその鹿と一番の仲良しになりました。けれどもある日、金色の鹿は鉄砲で撃たれ死んでしまいました。エキモスは形見にその金色の毛皮で小さな革袋をつくり、都へと旅にでました。その袋には不思議な力がありました。銀貨や銅貨をいれると金貨に変わるのです。都には貧しい人々が大勢いました。エキモスは、彼らを元気づけようと金貨を配り歩きました。ところが、その噂を聞きつけた王様は……

［豊島 与志雄 とよしま よしお］
1890（明治23）年 – 1955（昭和30）年 福岡県生まれ。 東京帝大在学中の1914（大正3）年に、芥川龍之介、菊池寛、久米正雄らと第3次『新思潮』を刊行。1917 （大正6）年、『レ・ミゼラブル』の翻訳で一躍有名となり、数多くの翻訳・小説・戯曲・童話を執筆。冷徹な心理主義的作風に独自の芸術的境地を貫いた「孤高の文士」は、創作家としてより名訳者として名を残している。

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『フルート・チェロ・ピアノのトリオアンサンブル/Celtic』アイルランド民謡などケルト伝統音楽より

The Last Rose of Summer/庭の千草　アイルランド民謡
Inisheer アイルランド民謡
The Butterfly アイルランド民謡
Down by the Salley Gardens/柳の庭　スコットランド民謡
The Blue Bells of Scotland/スコットランドの釣鐘草　スコットランド民謡
Farewell to Nigg スコットランド民謡
The Water is Wide/広い河の岸辺　スコットランド民謡
The Kesh Jig アイルランド民謡
Eddie Kelly’s Jig アイルランド民謡
Drowsy Maggie アイルランド民謡
The Ash Grove ウェールズ民謡
Carval ny Drogh Vraane マン島民謡
Avenging and Bright アイルランド民謡
The Moorlough Shore アイルランド民謡
Londonderry Air/ロンドンデリーの歌　アイルランド民謡
Swallowtail Jig アイルランド民謡
César et Monique アイルランド民謡
Cooley’s Reel アイルランド民謡
Star of the County Down アイルランド民謡